卒論は過去に作ったものをまとめますが、最後に研究として取り組むのは曲げ木です。
これは修士課程の始まりの研究でもあるので、卒論と同時にもはじまりでもあります。
曲げ木は多くの伝統的な手法があります。曲げわっぱや、お風呂の桶等、これらは
各々が独自の工法で作られ特徴も異なります。これは曲げわっぱといわれるものです。
一方でdigital fabrication技術を用いた曲げ木も存在します。
zip shapeは椅子を作る際に、パラメトリック曲線によってCADでデザインした
曲線がそもままfabricate(物質化)できる手法+システムです。zipShape(リンク)
僕も、zipShapeとは違ったアプローチで曲げ木を制作・研究します。
具体的には今後、アップしますが、合板に切り込みのパターンを入れることで
合板をゴムのように柔らかくできます。(下の写真は合板でできたサッカーボール)
それを利用し曲線の性質(曲率分布)によって図面を生成するシステムをつくります。
図面の生成は部材の生成を意味し、異なる弾性の合板をパターンによって生成します。
パターンに応じた応力分布を見たり、弾性をコントロールする手法は後回しですが、
ある程度パターンによって弾性を意図的に帰られるので、ある曲率分布によって
パラメトリック曲線(あるいは曲面)を分割し、分割された線上での曲率に応じて
合板に入れる切り込みのパターンを生成するシステムをつくります。
2011年12月5日月曜日
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